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「不思議な町」童心帰るまっちゃまちの夏

先日、産経新聞さんの記事にて、まっちゃまちの事が紹介されました。
本来なら新聞記事をインターネット上で公開することは出来ないのですが、産経新聞さんの特別なご配慮により、当ホームページに掲載の許可を頂きました。

「不思議な町」童心帰るまっちゃまちの夏夏といえば、幼いころ、村の神社の祭りが楽しみだった。目当ては夜店。民家の軒先に2店ほど開かれるだけなのだが、なぜだか隣の村からも子供たちが集まってきた。8月になり、お盆が近くなると、大阪の親戚たちがやってくる。大きな袋いっぱいに入った花火を渡され、驚いた。

今、住んでいるマンションの近くにある松屋町筋商店街(大阪市中央区)は、人形やおもちゃ、花火などの卸問屋が多く、「まっちゃまち」として有名だ。商店街を通ると、ついつい子供の目に戻ってしまう。そして、あのころほしかった夜店のおもちゃや親戚が持ってきてくれた花火は、実はここから来たんじゃないかって勝手に思っている。

そもそも、「まっちゃまち」は季節を先取りした不思議な街だ。ここで暮らし始めた半年前、商店街には雛人形が並んでいた。雛祭りが終わると、すーっと、五月人形に入れ替わった。人形の街のイメージが一変したのは端午の節句を過ぎてから。店先に次々と派手な「花火」ののぼりが立ち始め、おもちゃ屋にはビニールプール浮輪がつるされた。まだ5月というのに・・・。

夏を迎え、季節がようやく商店街の装いに追いついた感じがする。人形点はいま、打ち上げからファミリータイプの袋詰めまで、カラフルな花火で埋め尽くされている。「素人でも大丈夫?」心配したくなる超大型もあるが、さまざまな花火の筒が商品棚に並ぶ様は芸術的な美しさだ。花火に見入っていると、店の人が寄ってきて「これはパラシュート。青や赤できれいですよ」。ちょっと前まで白手袋をはめて人形の説明をしていたのに・・・。あー、やっぱり不思議だ。

商品が山のように積み出されたおもちゃ屋や駄菓子屋では、季節に関係なく買い出しのお母さんたちをよく見かける。メモを確認しながら”大人買い”。きっと子供会か何かの行事の景品なのだろう。休日にはお父さんたちが段ボール箱を抱えて後ろに続く。

夏休み。「まっちゃまち」には親子連れや若者の姿が増えた。この街で目にする光景の向こう側には、いつも人々の「笑顔」が感じられるから好きだ。

(鈴木哲也=大阪本社総合編集部次長、鳥取出身)